家計改善は雑費の見直しから。見直しするための方法

まず、節約をすると決意をしたら支出を見直し、無駄な雑費を減らしましょう。

そもそも雑費とは何費なのか?

家計簿のどの項目にも当てはまらないものが雑費となります。

何に使ったのか分からない、買わなくても良いものなどの費用です。日々、無意識にお金を使ってしまっていると何が必要で何が不要なのか分からなくなっていってしまいます。

支出の見直し方

支出は大きく分けて固定費と変動費の2つあります。

固定費

固定費は毎月一定額の支出です。

  • 居住費(家賃、住宅ローン)
  • 水道光熱費(水道料金、電気料金、ガス料金)
  • 通信費(インターネット、スマホ代)
  • 保険料(医療保険など)
変動費

変動費は毎月その月々で変動する支出です。

  • 食費(食材、飲料代)
  • 交際費(ギフト、人と会うときに使う費用)
  • レジャー費(旅行やお出かけの際に掛かる費用)
  • 外食費(外食時にかかる費用)
  • 被服費(衣類等)
  • 雑費

家計簿をつける

支出の中から無駄遣いを見つけるために家計簿を付け、支出管理をしていきましょう。

ただ家計簿をつけているだけでは無駄遣いを減らすことは難しいので、購入後に家計簿をつけながら、これは本当に必要だったのか考えながら行うのがポイントです。

  • 買ったけど一度しか着ていない衣類
  • 途中で読むことをやめてしまった本
  • セールで安いからという理由で購入したもの
  • すすめられたり、流行っているから買った化粧品

など、改めて自分の持ち物を見直していきましょう。上記のように生活の役に立っていないものがあれば、それが無駄遣いとなります。

自分の、持ち物を見直すことが出来たら、次は何故無駄遣いをしてしまうのか原因を考えていきましょう。

  • デザインで決め着回しが出来ないような衣類を購入してしまう
  • おすすめされると欲しくなってしまう
  • セールなどで安くなっていると飛びついてしまう

などといった原因があるはずです。その原因が分かれば回避方法があります。

無駄遣いを防ぐには、すぐに購入せず本当に必要か良く考えて購入していきましょう。では、雑費になりがちなお金の管理をすることで何に使っているのかきちんと把握出来るようになるので雑費という項目がなくなります。やりくりが苦手な方でもすぐに実践できる節約方法をご紹介していきます。

節約は日々の習慣化が大切です。無理はせず、自分に続けて出来そうだなと思うものを取り入れてみてください。

雑費の減らし方

使った雑費は全て記録する

何の項目にも振り分けられないものが雑費なので、まずは雑費の内容をきちんと把握しておくことが大切になります。

雑費や日用品は混同になってしまう事が多いので、日用品は「必要費」であるため、雑費の中でも「必要費」なのか「浪費」なのか分けるようにしましょう。「必要費」と「浪費」に分けることができたら、あとはこの「浪費」を毎月減らしていくことを心掛けて行きましょう。

1ヵ月しっかりと記録していくと、自分の浪費癖が見えてきます。雑費の中身を明らかにしていくことで「本当にこれは必要なのか」ということを考えるようになってきます。

嗜好品を減らす

「たばこ」は雑費にあたります。たばこの他にも、お酒やコーヒーなど、栄養を取るためではなく、好き好んで食べたり飲んだりする物です。そういった嗜好品を全て無くそうとするとストレスになってしまうので、たばこであれば1日20本吸っているものを半分に減らしてみる。580×30=17,400の計算で、半分に減らせば8,700円の節約になり、年間104,400円の節約になります。

お酒は毎日1本の缶ビールを飲んでいるなら、2日に1本にしておつまみは手作りに挑戦してみる。通勤途中に毎日コーヒーをコンビニやカフェで買うのが習慣になっているのなら、週3日は自宅からマイボトルに入れて持っていくなど、すこしの工夫でも節約になります。

最初から全てをやめるのではなく、ちょっとした工夫をしていきましょう。

月の予算をあらかじめ決めておく

何にいくら使って良いか自分で予算を決めておきましょう。

普段から収支の管理をしていない方がいきなり細かく分けてしまうと、なかなか継続できないので、まずは1つの項目から予算を決める習慣をつけ、慣れてきたら項目を増やすようにしてみましょう。雑費以外の節約に繋がります。

衝動買いをしない

目的もなく、欲しいという衝動的に買ったものは浪費になってしまいます。衝動買いを防ぐためには、一旦冷静になり本当に必要なのか考える癖をつけるようにして行きましょう。

欲しいか欲しくないかではなく、なるべく具体的に考えてみましょう。過去にも同じようなものを購入して失敗した事はないのか、振り返ってみると衝動買いを防ぐ事が出来ます。また、何かにおいて自分へのご褒美になどといった理由をつけて衝動買いをしてしまう人には、自分自身に問いかけてみましょう。

頑張ったから自分にご褒美で買っちゃおう!
冷静な私
ご褒美の頻度が増えていない?
給料日だから!
冷静な私
予算オーバーにならない?
10,000円以上で送料無料だから!
冷静な私
結局送料以上の買い物になっていない?
SNSで流行っているから!
冷静な私
自分には必要なもの?
前から欲しかったから!
冷静な私
それなら、今まで買わなかった理由は?
せっかくの旅行だから!
冷静な私
旅先の雰囲気にのせられていない?

といったように、自分に問いかけてみて衝動買いにブレーキをかけてみましょう。

現金を多めに持たない

お財布の中にお金が入っていると、つい使ってしまうものです。お財布には必要最低限のお金を入れるようにし、なにか目的のある買い物をするときに予算額を入れるように習慣づけていきましょう。

スマホ決済アプリなどを利用しているのなら、オートチャージにはせず、週に1回だけ予算額を決めてチャージするなどマイルールを決めてみましょう。

クレジットカードはつい使いすぎてしまうのを防ぐために、上限を自分で決められるのなら上限を下げてみる、デビットカードにするなどの対策をしてみるのも良いでしょう。

買い物に行く回数を減らす

1日のうちに数回コンビニに寄ってしまう方はまずは、1回だけにして慣れてきたらだんだんと行かない日を増やしていきましょう。

食料品の買い物で毎日スーパーへ行く人は、毎日寄らず数日分の食材をまとめて買うようにしていけば、無駄な買い物もなくなり、時間に余裕がでてきます。数日分の食材を買って、作り置きをしておけば仕事から帰ってもすぐに夕食が食べられますし、料理を作る手間も省けるので時間を有効に使えるのではないでしょうか。

また、買い物に行く際は事前に買い物メモを準備しておくことで無駄な買い物をしなくなります。買い物メモを準備しておくと、目的のないショッピングモールにもあまり行くことがなくなります。目的のない買い物に出かけてしまうと、どうしても無駄遣いをしてしまいがちです。

ちょっとした時間でも、いつでもどこでも閲覧できてしまうネットショップサイトも誘惑が多く、「タイムセール」や「送料無料」などの言葉に惹かれ買ってしまった!ということも多くありますよね。なので、ネットショップサイトを閲覧するのは1週間で1回だけにしようとか、自分なりのルールを決めてみるのも良いでしょう。

初めから無理はせず、自分の出来る範囲で始めてみましょう。

家計改善

20代の貯金0の割合は43.2%といわれています。
※金融広報中央委員会の金融行動に関する世論調査 2020年 単身世帯 引用

家計や資産運用などのお金周りを充実させるためには、
「私らしい」目標とそれに合った行動、モチベーションの維持が大切です。

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