無理なくできる、無駄遣い体質から貯金体質へ変える方法

「節約したい」「無駄遣いをなくしたい」など、そう考えている人も多いでしょう。とくに家計を預かる主婦としては、できるだけ節約して貯蓄に回したいものです。

コツさえつかめば、貯金体質に変わることはそう難しいことではありません。そもそも、無駄遣い体質の人は何が無駄遣いなのかを把握しているでしょうか。

実際には必要だと思っているものも、無駄遣いに含まれているかもしれません。本記事では、無駄遣いとはどういったものなのか、どうしたら貯金体質へ変更できるのかを詳しく解説します。

無駄遣いが何かを知る

無駄遣いをなくしたいと思うなら、そもそも無駄遣いが何かを知ることが大切です。もしも洋服を一度にたくさん買ってしまったら、金額も大きくなり、どう考えても無駄遣いだとわかります。

しかし、毎日朝と昼の食後に缶コーヒーを1本ずつ購入すると、わずか260円ずつであったとしても1ヶ月7,800円の出費です。水筒を持ち歩けば、減らせる出費といえるでしょう。

とはいえ、一度に大金を使うと覚えていることができても、1回に使う金額が1,000円以下となると、忘れてしまいがちではいないでしょうか。まずは、無駄遣いとは何かを理解することが重要です。

細かい買い物は危険

細かい買い物は、案外危険なものです。たとえば、「毎日コンビニによってちょっとしたものを購入する」「仕事の休憩中に自動販売機に立ち寄る」「毎食昼は外食をしている」など、日常的なちょっとしたことが無駄遣いにつながります。

コンビニに毎日立ち寄って購入しているものは本当に必要なものなのか、仕事には水筒を持っていけないのか、お昼ご飯はお弁当を持っていけないのかなどを、一度考えてみるといいでしょう。細かい買い物をなくすだけで、月々かなりの節約になります。

家計簿をつけて支出の管理

家計簿をつけるのも、無駄遣い体質から貯金体質へ変わるためには重要なことです。無駄遣い体質の人は、家計簿をつけていないことが多いのではないでしょうか。

家計簿をつけて、毎月月末や月初に家計簿を見直すことで、どんな無駄遣いがあったのかを知ることができます。

また、じっくり家計簿を検討することで、固定費などどの部分を減らせばいいのかも知ることができるでしょう。また、現金の支出だけを記載するのではなく、クレジットカードや電子マネーなど、あらゆる支出を家計簿に付ける必要があります。

そのほか、ポイントなども記録しておきましょう。細かくつけることで、衝動買いやネット通販、コンビニでの買い物など、どんな無駄遣いをしているかを冷静に分析することができます。

整理整頓

整理整頓も、無駄遣いを知るためには重要なことです。整理整頓をすることによって、勝ってから1度しか使っていないものや箱から出したことがないもの、余分な日用品などが出てくるかもしれません。

クローゼットでは、まったく来ていない、買ったけどしまい込んだままという服が出てくることもあります。整理整頓をするだけで、どのくらい、何に無駄遣いをしていたのかを知ることができるでしょう。

冷蔵庫では、塩が2つも3つも出てきた、マヨネーズが3つもストックしてあったなど、必要のないストックを大量に購入している場合があります。そのほか、使い忘れて消費期限が過ぎてしまったなどといった食材がないように、一目見て何があるかわかるように入れましょう。

また、冷蔵庫の中を一度すべて出してみるのもおすすめです。使っていないまま、忘れていた食材などが出てくることもあります。使わないで捨てててしまう食材ほど、無駄なものはありません。無駄が出ないように上手に食材の買い物をすることも、無駄遣いをなくすためには重要なことです。

無理なく貯蓄をする方法

無駄遣いが何かを知った後には、無理なく貯蓄する方法を把握しておきましょう。無理をして貯蓄をしようとしても、結局のところすぐに引き出して使ってしまうことになります。

そのようなことにならないためにも、「無理なく」「自然に」貯蓄をすることが貯金体質への第一歩です。どのような方法であれば無理なくお金を貯められるのかを、5つ紹介します。

①定期預金を活用

定期預金を活用する方法で、無理をせずに貯蓄を増やしていきましょう。定期預金は、設定をしておくと通帳から一定金額を決めた日に定期預金の口座に移すことができるものです。

金額や日付は自分の好きなように決められるので、毎月家計に響かない程度の金額にしておきましょう。もちろん引き落とされる分だけ家計を引き締める必要があるため、その分無駄遣いを減らすこともできます。

②予算を決める

毎月の予算を決めておくことも、重要です。節約、といっても簡単にはできません。しかし、上限金額を決めておくことで、「今月はもう余裕がないからコンビニはやめておこう」などと、無駄遣いを減らすことができるでしょう。

もちろん、いきなり月の予算の上限だけを決めてやりくりするのは、無駄遣い体質の人にとっては大変なことです。そのため、「食費は30,000円」「服は10,000円」など、項目ごとに予算を決めておくことで、無駄遣いを減らすことができます。

③購入前にはいったん冷静になる

購入前にはいったん冷静になる、というのも重要な点です。たとえば、「期間限定」「最終セール」などという文字を見ると、ついつい購入したくなるものです。

しかし、それは本当にいま必要なものなのでしょうか。セールされている商品は、購入すれば間違いなく使うものなのかをよく考える必要があります。

また、期間限定商品の場合も、本当に必要なのか、通年使えるものなのかを考えてから購入しましょう。一旦売り場を離れて、冷静になる時間を設けることで、必要のないものは購入を控えることができるでしょう。

また、衝動買いを抑えるのにも、一旦売り場を離れるのは効果的です。お店の人にすすめられても、とりあえず断って一回外に出るようにしましょう。衝動買いを減らすことで、その分を貯蓄に回すことができます。

④財布に入れる現金やカードは少なめに

財布に入れる現金やカードは、少なめにするようにしましょう。たくさん財布に入れておくと財布を開いたときに「まだ余裕がある」と感じて、ついいらないものまで買ってしまいます。

そのようなことにならないためにも、その日の予算を決めておき、予算以上の現金を持ち歩かないようにしましょう。また、クレジットカードを使用するときには、必ず予算の上限を決めてそれ以上にならないように注意しておきます。

限度額を下げるのも、一つの手段です。チャージして使うタイプの電子マネーであれば、チャージは週1回しかしない、もしくは月々〇〇円までしかチャージしないといったルールを決めておくようにしてください。ルールを決めておくことで、余分な無駄遣いを減らして節約することができます。

⑤買い物に行く回数を少なくする

買い物に行く回数を減らすことで、節約が可能です。買い物の回数が多くなると、毎回つい余分なものを購入してしまうでしょう。

少しずつの無駄遣いであっても毎日買い物にいけば、それなりの金額になってしまいます。その点、買い物の回数を減らすことで余分なものを買う機会も少なくなり、無駄遣いをなくして節約することができるでしょう。

まとめ

無駄遣い体質を貯金体質に変えることは、そう難しいことではありません。意識改革と日々の努力で、貯金体質になれます。

無意識のうちに無駄遣いをしている人は、常に意識しなくては無駄遣いを抑えて節約することはできないでしょう。貯金をするためには、無駄遣いをなくして貯金をするだけの余裕を作り出さなければなりません。

そのため、まずは何が無駄遣いで、どこを節約するべきなのかを把握しておく必要があります。貯蓄をしたいと考えているなら、月々の支出をしっかり管理して、無駄遣い体質を貯金体質に変えるように心がけましょう。

家計改善

20代の貯金0の割合は43.2%といわれています。
※金融広報中央委員会の金融行動に関する世論調査 2020年 単身世帯 引用

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